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ソーラー時計の寿命と長持ちさせる方法

ソーラー腕時計の充電

ソーラー腕時計を利用している方の中には、寿命がいつなのか気になっている方もいるのではないでしょうか。また、ソーラー腕時計の仕組みや特徴を知った上で、腕時計の比較検討を進めていきたい方もいるでしょう。

そこで本記事では、ソーラー腕時計の特徴と二次電池の仕組み、寿命や長持ちさせる方法について分かりやすく解説していきます。ソーラー腕時計の購入を検討している方やソーラー腕時計を長持ちさせたい方なは、参考にしてみてください。

ソーラー腕時計とは

ソーラー腕時計の例

ソーラー腕時計は、腕時計に太陽電池を組み込んだものを指します。太陽電池は、光エネルギーを電気に変換可能な半導体素子で、太陽光や蛍光灯などの光エネルギーに反応します。

太陽電池は、ソーラー腕時計をはじめ、キャンプや家庭向け防災用のソーラーバッテリー、住宅や産業用太陽光発電の太陽光パネルなどに用いられています。
太陽電池は、文字盤の下に組み込まれていて、時計表面を日光に当てると充電される仕組みです。

そして、ソーラー腕時計には、二次電池も用いられています。
二次電池は充電・放電の可能な電池で、電池交換の頻度を減らせます。

なお一般的な腕時計には使い捨て型の一次電池(充電不可)が組み込まれています。
ソーラー腕時計と異なり太陽光での充電はできず、定期的な電池交換が求められるのが特徴です。

ソーラー腕時計は、電池交換の頻度を極力減らしたい方に向いている時計と言えるでしょう。

ソーラー腕時計のメリット

従来主流となっていた腕時計は電池が電力源です。
そのため動力確保では電池を交換する必要がありますが、ソーラー腕時計は太陽光などの光で充電する「充電式タイプ」です。

久しぶりにソーラー腕時計を使用する際に、もし時計が止まっていても、電力補給のため太陽光などで充電すれば動きます。
充電については、晴天時の太陽光が一番明るいので、時間も他と比べて短時間で充電できます。その他でも充電時間は長くなりますが日陰や室内灯でも充電できるので、コストがかかりません。

腕時計はもともと最低限の生活防水機能を搭載しているものが主流となりますが、本体が傷つくと、水分が入り込み故障につながりやすくなります。
ところが、ソーラー腕時計はめったに裏蓋を外す必要が無いので、定期的な電池交換による防水機能の低下を防げます。

ソーラー腕時計のデメリット

充電タイプの便利な機能を搭載したソーラー腕時計ですが、メリットだけではありません。
実は充電できる内蔵電池にも寿命があります。
電池タイプと違い、定期的な電池交換は不要ですが、内蔵電池が寿命となった場合は交換が必要です。
交換時期は製品にもよりますが、数年単位での交換が目安になります。

充電してもソーラー腕時計が動かないときは専門店に持っていき、内蔵電池の交換をしてください。

二次電池とは

充電イメージ

前段でも説明したように二次電池は、一次電池と異なり使い捨てではありません。
頻繁に電池を交換したり、スマートウォッチのようにほぼ毎日の充電が必要だったりすることに煩わしさを感じる方は、利用を検討する価値があるでしょう。
 
続いては、二次電池の仕組みと特徴について解説していきます。

繰り返し使用可能な電池

二次電池は、充電と放電を繰り返しながら利用できます。リチウムイオン電池や鉛蓄電池などさまざまなタイプに分かれているのが、特徴の1つです。

以下に主な二次電池を紹介します。

・リチウムイオン電池:スマートフォンなど小型機器に使用されている
・鉛蓄電池:自動車のバッテリーなどに使用されている
・ニッケルカドミウム電池:有害金属が含まれているため現在不使用
・ニッケル水素電池:ニッケールカドミウム電池に代わる二次電池
・ナトリウムイオン電池:研究中の二次電池
・リチウムイオン電池:スマートフォンなど小型機器に使用されている


どの二次電池も充電容量が0になると利用できません。
そのため、定期的な充電が必要です。
充電を行う時は、専用のプラグや機器を使用して電気を供給する方法が一般的です。

ソーラー腕時計の場合は、太陽電池で発電した電気を二次電池へ供給しています。
なお、腕時計以外に用いられている一般的なモバイルバッテリーは、自宅のコンセントから充電を行います。

ソーラー腕時計に組み込まれている二次電池

ソーラー腕時計に用いられている二次電池は、TSリチウム二次電池やチップ型セラミックス二次電池など多種多様です。
TSリチウム二次電池は、1,000サイクル以上充放電を繰り替えすのが特徴です。
また、2.0V以下の充電圧でも利用できる(放電可能)のも強みです。

チップ型セラミックス二次電池は、小型かつ薄型で電流の制限を行うICを別途組み込まずに充放電できる点が特徴です。

このように二次電池の種類は、ソーラー腕時計のメーカーによって変わります。
ただ、二次電池の交換や充電容量のチェックは、専門技術を持つプロでなければできません。

二次電池の種類を重点的に吟味するメリットは少ないため、ソーラー腕時計の機能やデザインなど、その他ポイントから比較するのが賢明と言えます。

発電した電気を二次電池で蓄える

ソーラー腕時計の場合は、太陽電池で発電した電気を二次電池で蓄える仕組みです。
そのため、日中や光の当たらない場所でも稼働し続けられます。

二次電池が劣化もしくは故障した場合、太陽電池で光を電気へ変換しても不安定な動作となる可能性があります。

万が一秒針が動かない、数秒おきに動くなど、正常に動作しない場合は、まず腕時計を太陽光もしくは蛍光灯に当てて充電してみます。
充電不足の時は、1時間や2時間の充電で再び正確に稼働します。

二次電池の寿命

二次電池の寿命は一般的に7年とされています。
使用開始から7年を過ぎると、充電容量の低下などといった劣化が進む点に注意が必要です。

7年をサイクルに直した場合は、3,000~7,000回程度です。

二次電池のサイクルは、1度0%まで放電し、再度100%まで充電した状態を指します。
たとえば10サイクルの場合は、充放電の回数10回ということです。

そして、充放電の効率が100%に近い状態で継続利用できるかは、サイクル回数でも把握できます。

ソーラー腕時計に用いられているリチウムイオン二次電池のサイクルは、一般的に目安3,500回程度です。
つまり充放電のサイクルが3,500回を超えると、充電容量や放電の効率などが下がり始めます。

電池交換は、購入から7年前後を目安にし、何時間・何分で充電が切れるか計測した上で判断できます。

ソーラー腕時計の寿命

ソーラー腕時計は、使用開始から6年程度で徐々に劣化していきます。
具体的には、潤滑油不足や細かなホコリなどゴミの詰まりなどで劣化します。
さらに二次電池の充電効率低下によって、頻繁に電池切れする可能性もあります。

ソーラー腕時計の寿命を伸ばすには、時計専門店で定期的にオーバーホール(内装修理)や電池交換をしてもらうのが大切です。

長持ちさせる方法

ソーラー腕時計を長持ちさせるには、適切な使用と保管管理、充電が重要です。
ソーラー腕時計を長持ちさせる主な方法について解説します。

定期的にメンテナンスを行う

ソーラー腕時計を長持ちさせる主な方法は、定期的なメンテナンスです。

ソーラー腕時計を利用していると、各部品の円滑な動作に必要な潤滑油不足やごみの詰まり、太陽電池の劣化、部品の破損など外部から見えないさまざまなトラブルが、内部で発生していることが考えられます。

しかし、腕時計の分解は知識のない者には極めて難しく、外部から中の状況は視認できません。
そのため、定期的に時計修理の専門店へメンテナンスを依頼する必要があります。

時計修理専門店では、専門知識と技術で腕時計の分解と清掃、電池交換まで行ってもらえます。
大切な腕時計を少しでも長く使用するためには、実績のある時計修理店へ相談するのが基本です。

高温多湿を避ける

ソーラー腕時計の使用環境によっては、結露により腐食やさびが発生する場合もあります。

さびや腐食が発生した状態で腕時計を利用し続けると故障の原因につながるため、保管場所に注意が必要です。

湿度の高い場所や温度差の激しい場所は、保管に適していませんので避けましょう。

磁気の強い場所で保管しない

家電製品など微弱な電磁波が発生している場所の近くや磁気の強い場所では、ソーラー腕時計を保管しないよう気を付けるのも長持ちさせる重要なポイントです。

各部品に磁気が帯びてしまうと、正常な動作に支障をきたす可能性があるためです。

ソーラー腕時計の保管場所に困っている時は、時計修理・メンテナンスを行ってもらう際
に技術士や担当者へ相談してみるのもおすすめです。

【関連記事】
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使わないときも日光を当てる

久しぶりにソーラー腕時計を使うために引き出しから取り出した時に、針の動きが止まっているのであれば故障の他に充電不足の可能性があります。

ソーラー腕時計でも充電がなくなれば、電池が切れた腕時計と同じ症状なので充電が必要です。
たとえば、しばらく使わないので引き出しに閉まっていたら、いつの間にかソーラー腕時計が止まっていた、とならないよう、使わないときも窓辺側で日陰でもいいので、日光に当てて充電しておきましょう。
しっかり充電しておくと、正確な時間を指してくれるので使いたいときにさっと使えます。

ソーラー腕時計の充電時間の目安

ソーラー腕時計の充電時間の目安は、充電する場所にもよりますが晴天の場合はおおむね1か月に1〜2回程度、充電時間については5〜6時間程度で十分です。

ソーラー腕時計も精密機器になり、部品に金属が使われているので、直射日光で充電すると故障ややけどの原因となるおそれがあります。
そのため、直射日光を避けて充電します。

その他、日の入らない場所や室内灯でしたら、充電回数も充電時間も少し多めにしましょう。
製品にもよりますので、正確な充電については取扱説明書を参考にしてください

電池交換は自分で出来る?

ソーラー腕時計の電池交換は、原則知識と技術のない者が自力では行うことはできず、無理に試みれば故障につながります。

腕時計のカバーを外すためには、特殊なツールが必要です。
カバーを外せたとしても、多数の部品が組み合わさっていて、分解を行わなければいけません。

腕時計の部品点数は、50~80点程度と非常に多くかつ複雑な構造です。
さらに腕時計を動作させるには、mm単位の精度で正しく部品を組み立てる必要があります。
 
ソーラー腕時計の電池交換を検討している時は、安易に自分で電池交換を行わないよう気を付けてください。

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こちらの記事も、ぜひご覧ください。


腕時計電池交換の料金詳細

電池交換をする際は熟練の技術士に任せましょう

いかがでしたでしょうか。
本記事をお読みいただくことで、ソーラー時計の寿命やそれを長持ちさせる方法についてご理解いただけたと思います。
ソーラー腕時計は、購入から6年もしくは7年目から劣化したり汚れが詰まったりします。
また、二次電池の寿命は一般的に7年で、徐々に充電容量や効率が低下していきます。
ソーラー腕時計の分解清掃や電池交換には、腕時計の専門知識と技術が必要です。
二次電池の交換や修理、メンテナンスは、熟練の技術士のいる時計専門店へ任せましょう。
ソーラー腕時計を数年間使用している方や充電がすぐなくなってしまい悩んでいる方は、今回の記事を参考にソーラー腕時計の電池交換やメンテナンスを検討してみてはいかがでしょうか。

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