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腕時計電池交換550円のオンラインサービス|でんちこ

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腕時計用電池の種類とメーカーを紹介!
どこで購入できる?

腕時計に使われるボタン電池

腕時計としては、最近ではスマートウォッチの普及によってバッテリー式が主流になりつつあります。
ただ、昔ながらの腕時計も根強い人気があり、多くの方が利用されている状況です。

とくにアナログの腕時計の場合、腕時計用の電池によって駆動しており、定期的な電池交換が必要です。
実は、腕時計用電池にもいくつかの種類があり、多くのメーカーが製造しています。

では、腕時計用電池の種類とメーカーにはどのようなものがあるのでしょうか。
この記事では、腕時計用電池の種類やメーカーを紹介するとともに、購入できる場所や電池を持つ際の注意点などを紹介します。

有名な時計用電池メーカー

時計用電池を製造しているメーカーとしては、国内外含めて以下のメーカーが存在します。

・SONY
・Maxell
・Panasonic
・RENATA

各メーカーの詳細は、以下の通りです。

SONY

SONYは、革新的な技術やデザインを取り入れて魅力的な商品を次々に提供している企業です。
映像やオーディオ分野に強みがあり、最近ではプレイステーションを代表とするゲーム分野で大きな利益を上げています。

実際にはムラタに電池事業を譲受しており、すべてのソニーブランドの時計用電池はムラタで製造している状況です。
高い品質と性能を誇っており、とくにボタン形電池では独自の特殊シール材処理と封止技術によって漏れにくく安心して利用できます。

Maxell

Maxellは、当時日立グループだった日東電工が1961年に乾電池や磁気テープ事業から撤退したため、1960年に設立された会社です。

高い技術によって水銀、鉛ゼロ使用を実現しており、さらに耐漏液性能を向上させて液もれ補償を実現させています。
機器動作を安定させる金コーティングを採用しており、安定感も抜群な電池が供給されています。

Panasonic

Panasonicは、エアコンや洗濯機などの白物家電分野を筆頭に、照明器具などの住宅設備分野に強みがある会社です。
さらに、リチウムイオン二次電池などの車載分野などにも力を入れており、三洋電機が製造していたエネループを継承してエボルタとともに販売を継続しています。

比較的古くから時計用電池も提供しています。

RENATA

RENATAは海外メーカーで、主に電池事業をメインとしています。
1952年に設立され、リーズナブルな腕時計ブランドとして有名なSwatchのグループ会社となります。

Swatchの腕時計にも多く使用されており、リチウムイオン二次電池やリチウムポリマー電池も手掛けるメーカーです。

腕時計の電池の種類

腕時計用の電池には、主に以下の種類が存在します。

・SR
・LR
・CR

各電池の特徴について、詳しく解説します。

SR

SRとは、酸化銀電池を指します。
SRの特徴として、電圧が1.55Vであり非常に安定している点が挙げられます。
寿命の直前まで電圧が下がりにくいために、とくにアナログ時計に使用されています。
アルカリ電解液を採用しており、優れた重負荷放電特性が魅力的です。

また、電解液組成によってアナログウォッチに適した低電流タイプのSWと、アラームやライトといった多機能デジタル時計などに適した高電流タイプのWが存在します。
電圧が高い仕様となっているため、他の電池と比較して高価な場合が多いです。

LR

LRはアルカリ電池を指します。
SRでは酸化銀を使用していますが、LRでは二酸化マンガンを使用した電池との違いがあります。

SRに比べ安価に製造できるメリットがありますが、寿命が短いデメリットがあるのが特徴です。
腕時計用電池の他にも、おもちゃなどに頻繁に用いられる電池となります。

CR

CRとは、リチウム電池を指します。
3Vと大きな電圧を出力できるのが特徴であり、また自己放電が少ないのでデジタル時計で頻繁に用いられます。

種類一覧

腕時計用の電池では、先に紹介した以外にも細かな仕様の違いがあります。
主な型番と仕様一覧は、以下の通りです。

型番 直径 高さ 電圧
CR1216 12.5mm 1.6mm 3V
CR1220 12.5mm 2mm 3V
CR1616 16mm 1.6mm 3V
CR1620 16mm 2mm 3V
CR1632 16mm 3.2mm 3V
CR2012 20mm 1.2mm 3V
CR2016 20mm 1.6mm 3V
CR2025 20mm 2.5mm 3V
CR2032 20mm 3.2mm 3V
SR1116(W) 11.6mm 1.6mm 1.55V
SR1116SW 11.6mm 1.6mm 1.55V
SR1120(W) 11.6mm 2mm 1.55V
SR1120SW 11.6mm 2mm 1.55V
SR1130(W) 11.6mm 3mm 1.55V
SR1130SW 11.6mm 3mm 1.55V
SR41(W) 7.9mm 3.9mm 1.55V
SR416SW 4.8mm 1.6mm 1.55V
SR41SW 7.9mm 3.6mm 1.55V
SR421SW 4.8mm 2.1mm 1.55V
SR43(W) 11.6mm 4.2mm 1.55V
SR43SW 11.6mm 4.2mm 1.55V
SR44(W) 11.6mm 5.4mm 1.55V
SR44SW 11.6mm 5.4mm 1.55V
SR512SW 5.8mm 1.2mm 1.55V
SR516SW 5.8mm 1.6mm 1.55V
SR521SW 5.8mm 2.1mm 1.55V
SR527SW 5.8mm 2.7mm 1.55V
SR614SW 6.8mm 1.4mm 1.55V
SR616SW 6.8mm 1.6mm 1.55V
SR621(W) 6.8mm 2.1mm 1.55V
SR621SW 6.8mm 2.1mm 1.55V
SR626(W) 6.8mm 2.6mm 1.55V
SR626SW 6.8mm 2.6mm 1.55V
SR712SW 7.9mm 1.2mm 1.55V
SR714SW 7.9mm 1.4mm 1.55V
SR716SW 7.9mm 1.6mm 1.55V
SR721(W) 7.9mm 2.1mm 1.55V
SR721SW 7.9mm 2.1mm 1.55V
SR726(W) 7.9mm 2.6mm 1.55V
SR726SW 7.9mm 2.6mm 1.55V
SR731SW 7.9mm 3.1mm 1.55V
SR916SW 9.5mm 1.6mm 1.55V
SR920(W) 9.5mm 2mm 1.55V
SR920SW 9.5mm 2mm 1.55V
SR927(W) 9.5mm 2.7mm 1.55V
SR927SW 9.5mm 2.7mm 1.55V
SR936(W) 9.5mm 3.6mm 1.55V
SR936SW 9.5mm 3.6mm 1.55V

上記型番表でSWが記載されている電池は、弱い電力を安定して供給できる電池です。
よって、アナログ時計のように常にほぼ一定の電力を供給したい場合に向いています。
もし、SWをデジタル時計に使用すると電力不足により正常に機能しない可能性があるため注意してください。

一方で、Wと記載されている電池は大容量の電力を必要とするデジタル式腕時計に向いています。
SWと違って、アナログ時計でもWを使用できますが、電力を大量に消耗するため寿命が縮まる可能性があるため注意してください。

以上から、自身で使用する腕時計に適した型式の電池を使用する必要があります。

型番の調べ方

使用する腕時計に対して、最適な型番の電池を使用して交換してください。

通常、腕時計の取扱説明書に電池の型番が記載されているケースが多いですが、取扱説明書自体をなくした場合など、どの型番を使用すればよいか悩みがちです。
その場合、一度腕時計を分解して使用している電池を取り出し、電池の刻印を確認すれば調べられます。
電池には、メーカー名が刻印されるのが一般的ですが、メーカー名の刻印下部に数字またはアルファベットの併用により型番が記載されています。
刻印を確認すれば、誤った腕時計用電池の使用を防止できますが、基本的にはメーカーが異なっていてもサイズと容量が同じであれば使用可能です。

ただ、RENATA製のみ国内メーカーと若干型番の付け方が異なるため注意してください。

時計用の電池を購入できる場所

時計用の電池は、時計専門店だけでなくさまざまな場所で購入可能です。

これは、時計だけでなく計量器やパソコンなどの家電などにも使用されているため、幅広いニーズがあるためです。
代表的なものに家電量販店の電池交換専用の受付カウンターがあり、有料となりますが購入だけでなく交換作業も依頼できます。

また、大手のホームセンターでも時計の販売コーナーがあり、そこで時計用電池の販売と交換作業の受付をおこなっている場合があります。
ただし、家電量販店と比較すると電池のラインナップが少ない場合が多いです。

他にも、身近な場所ではスーパーやコンビニエンスストア、そして100円ショップでも販売されている場合がありますが、基本は交換作業にまで対応していません。
100円ショップではSWの取り扱いがない場合が大半であり、探す際には注意してください。

NGな電池の持ち方

時計用の電池は、平べったい形状であり指でつまんで持ちやすい特徴があります。

ただし、持ち方次第では電池を破損させたり危険な目に遭ったりするリスクがあるので要注意です。

主なNGとなる電池の持ち方として、次のパターンがあります。

・金属製ピンセットで+面と−面を同時に掴む
・濡れた手で掴む
・つぶしたり強く握る

NGの持ち方の代表例が、金属製ピンセットで+面と−面を同時に掴む方法です。
腕時計から電池を抜き取る場合、細い隙間にピンセットなどを入れて引き抜く場合があります。
また、小さな電池の場合はピンセットで摘まむと落とさず運べます。
ただ、金属製ピンセットで電池を持つ場合、+面と−面を同時に掴むのは厳禁です。
通常、刻印がある面が+面、刻印がなくフラットな形状となっているのが−面となり、+面が若干−面に入り込んでいるのが特徴です。

金属製ピンセットで、どうしても広い面積部分を摘みたくなり、+面と−面を同時に掴みがちですが、電池がショートしてしまい故障の原因となります。
なお、指で同じように摘まんでも人体は多少なりとも電気を通す性質があり、同じくショートするリスクがあります。
それゆえ、導電性の低い樹脂製のピンセットを使ったり、電池の側面を摘んだりするなどの工夫が必要です。

持ち方として注意すべき点は、他にも濡れた手で掴むと導電性が高まりショートするリスクが高まると同時に、濡れたままにすると腐食する恐れがあります。
よって、時計用電池は乾いた手で取り扱ってください。
他にも、時計用電池をつぶす、強く握る持ち方をすると、電池内部から液漏れする可能性もあります。

以上のように、時計用電池はさまざまな要因によって故障する可能性があるため、正しい持ち方を順守してください。

自分でできる電池交換の方法とは

ここまで、腕時計の電池の種類をご紹介してきましたが、そもそも電池の交換ができるか不安という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらの記事では、電池交換の正しい方法を解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。
【関連記事】
電池交換のやり方。8つの手順と注意すること

時計に最適な電池を選んで交換しよう

時計用電池は、多くのメーカーでさまざまな種類のものが製造、販売されています。
もし、時計の電池を交換しなければならなくなった場合、時計に対して最適な種類の電池を使用しなければなりません。
型式などをよく確認して、最適な電池を購入して交換してください。
また、電池の持ち方によっては破損させる恐れがあるため、今回紹介した点に注意して正しい持ち方を実践してください。

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